2017年1月28日土曜日

3-06 写真ムービーを尺と順番を細かく編集する

では次に、いよいよ編集っぽいことに進みましょう!

いや、これまでも映像の編集をやってたわけですけども、割りとオートマチックというか、おまかせ編集みたいなところがあったので、もう少し細かくやってみます。


再び編集画面に行き、下から2行目、右にあるハサミマークを押します。


すると、一番下の行が変化するので、左側にある「クリップ編集」を押します。


すると、最初に設定した4つの写真が出てきました。そして、動画で再生されていく順番は「寿司」「女性」「カメラ」「トマト」の順番だったので、つまり左側から順番に再生されて行くということがわかります。

では、まずは、一番左の写真を押した状態で、左上の「再生時間」を押してみましょう。



こちらを試しに8秒までスライドして、右下の確認を押します。


すると、良く見ると、一番左のお寿司写真のタイムが、0:08に変わっています。つまり、「寿司」のカットの尺を長くすることができました!

続いて、オレンジの矢印のように、写真を右にスライドさせてみましょう。少し長く「寿司」写真を押していると動かすことが出来るようになります。
これを「女性」と、「カメラ」の間に入れてみます。


はい!出来ました!
さらに続いて上の段の複製を押してみましょう!


もう、きっと予想がついたと思いますが、「寿司」写真がコピーされて2個になりました。
同じカットが続いてもしょうがないので、「カメラ」の後ろにやってみましょう。



ここまでで、写真の尺を変更したり、順番を自由に入れ換える事が出来ました!

一旦、右上の「✔」を押すと編集が反映されました。







2017年1月26日木曜日

3-05 写真ムービーのテーマを変更する

写真一枚一枚の尺を変更することで、全体の尺を調整できることがわかりました。

次は、写真ムービーの「テーマ」を変更してみます。



前回と同じですが、ホーム画面の中にあるスタジオを押します。


そして、前回作った映像を選択します。


すると、編集画面になります。
一番下の段の右の方に、赤くなっているものを見つけました。これが、現在選択されているテーマです。

僕の場合はLife Storyというやつでしたが、スマホの環境によっては違うテーマになっているのかもしれません。

この一番下の行を左右に動かしてみると、様々なテーマがあらかじめ用意されていることがわかります。

試しに、birthdayというのを押してみましょう。



すると、それだけでテーマが変更されて、新しく動画ができました!

書き出したものがこちらです。

https://youtu.be/Kxez7lulO10


しかし・・・、僕には派手すぎるように思えてならないのですが、いかがでしょうか?

という事で、余分な文字や効果が出てこないように、noneというのを選んでみましょう。


すると、テロップや文字の出てこない、とてもシンプルなものになりました!




やっぱり、こういうの扱う方が、映像を一から作ってる感じがして楽しいと思いませんか?


2017年1月16日月曜日

3-04 写真ムービーの尺を調整する

3-02 で、写真を選択することで、簡単に写真ムービーが作れることがわかりました。

しかし、ビバビデオの力はまだまだ残っていて、もっと思い通りに動画を調整することができます。

まずは、動画の長さを変えてみましょう。ちなみにタイトルにもしている「尺(しゃく)」というのは、動画の時間的な長さのことです。

では、03-2 で作った動画をさらに編集してみましょう。


ホーム画面の中にあるスタジオのところを押します。


ここでは、作成した動画の下書きが一覧で並んでいます。一番最近作った、一番上のものを押して選択します。


すると、こんな編集画面になるので、左から3番目の「再生時間」を押します。



すると、下にスライダー的なものが登場し、最初は3のところに白い丸がありました。

これは、「写真一枚あたり3秒」という事を表しています。

という事で、試しに5のところまで、白い丸をスライドさせてみます。

画面真ん中の再生ボタンを押してみると、なんと、すでに変更が反映されて、写真一枚あたり、5秒の動画になりました!





2017年1月10日火曜日

3-03 作った動画を保存する

先ほど、あっという間に写真ムービーが完成しましたが、完成と言いながら、あれはビバビデオの中でできあがった言わば「下書き」です。

動画ファイルとして書き出して保存することで、編集が完成するので、保存してみましょう。


動画が完成したら右上の「共有」を押します。




すると、こんな感じになるので、右下にある「vivavideoコミュニティにシェアする」のチェックを外してから、左にある「保存」を押します。


すると、こんな画面が出てくるので、とりあえずは「ノーマル」を選んでおきましょう。

ちなみに480pや720pというのは、保存する動画の画面サイズの大きさを表しています。480pはDVDビデオくらいのサイズ、720pはHDと言われる中程度に大きいサイズです。

動画の画面サイズが大きくなると、ファイルサイズも大きくなるので、まずは480pを押しておきましょう。



すると、書き出しが始まります。しばらくこの画面のまま待ちます。




おめでとうございます!と、表示されて書き出しが無事に終了しました!

これですでにスマホの写真ギャラリーに入っていると思うので、確認してみましょう。

この画面には広告とか、シェアを促す表示が出ますが、取り急ぎ右上にあるホームを押して戻りましょう。



2017年1月9日月曜日

3-02 写真ムービー(スライドショー)の作り方

ビバビデオでは動画素材を元に編集していく「編集」と、写真(つまり静止画)を素材とする「写真ムービー」の2通りの編集の仕方があります。

まずは、写真ムービーの方から作ってみましょう!


右側の「写真ムービー」を押してください。


すると、スマホの写真ギャラリーのページに行くので、使いたい写真が入っているフォルダを選びます。





ここでは、この4つを選択して右下にある終了を押します。

すると、



なんと、すでに完成です!
びっくりするほど簡単に写真ムービーができてしまいました。さすが人気アプリ。腕がありますね~!

今、作った動画はこちらです。





2017年1月5日木曜日

3-01 アプリのインストール

次に、ビバビデオを使った編集について書いていきたいと思いますが、まずはアプリのインストールから。

1) アプリのダウンロード

以下のURLにアクセスし、アプリをダウンロードし、スマホにインストールします。


http://vivavideo.tv/mobile/index.html

iPhoneの方は下のapp storeの方で。それ以外のスマホの方は上のGoogle Playを押してダウンロードしてください。

2) アプリを開く

インストールが無事に完了したら、アプリを開いてみましょう。すると、こんな画面が現れます。


ページをめくるようにスライドさせて、右の方に向かいます。すると、


こんな画面になりますので、ログインを押します。


僕はGoogleでログインしました。すると、こんなページになったので、とりあえず「続行」を押して続けましょう。


すると、「探索」のページになるので、画面下中央の家のマーク(たぶんホームボタン)を押します。



はい、これで標準の画面までたどり着きました!

編集準備はこれで完了です。


2-06) スケジュール表

撮影するときに、複数の人物がかかわる場合、スケジュール表を作る必要があります。

もちろん、簡易的なものでいいのですが、複数の人が一目で観てわかるように作る方がいいでしょう。

例としてはこんな感じです。


複数の人が関わる場合は、スケジュールを把握している「制作担当」の人のケータイの番号を書いておく必要があります。

また、それでも繋がらない場合を想定して、現場の代表番号を書いておくのも大事です。

撮影はどんなに準備していても、当日何が起こるかわからないものです。

不測の事態にも冷静に対処できるように、スケジュール表を書くようにしましょう。


2017年1月4日水曜日

2-05 撮影に使う3つのアングル

ここまで、フィックス、パン、ズームとドリーという、カメラワークについて書いてきましたが、次はアングルについて書いておきます。

アングルには俯瞰、アイレベル、アオリの3種類があります。
つまり、どの高さからスマホを構えるかによって、撮れる映像が変わってくるということなのですが、具体的に見ていきましょう。

1) 俯瞰(ふかん)
俯瞰というのは被写体の上から撮影するアングルのことです。
俯瞰で、かつヒキ画を撮ると、とても客観的で状況説明的な画になるので、映像の冒頭なんかに最適です。

2) アイレベル
目線の高さという事で、普段僕たちが見ている景色がアイレベルの高さです。
もし、あなたが撮影の初心者であれば、きっと今まではアイレベルの撮影ばかりをしてきたのではないでしょうか?

3) アオリ
被写体の下からスマホを構え、上を見上げながら撮るアングルをアオリといいます。
アオリは普段なかなか見ることのない角度の映像になるので、アクセントになりやすいアングルです。

例えば公園で遊んでいる子供を撮る場合、アイレベルに構えていてはいつもと同じ映像になりますが、撮影者が滑り台の上に登って「俯瞰」で撮ってみたり、撮影者が砂場でしゃがみながら「アオリ」で撮ってみたりすると、いつもとは違った映像になるはずです。

そして、ヨリとヒキと同じように、アングルも適切に変化させると、より豊な映像表現になっていきます。

2-04 ズームとドリー

フィックスとパンを説明してきましたが、続いてはズームとドリーです。

ズームはスマホの機能として撮っている映像を拡大したり、縮小したりするもので、拡大するのをズームイン、縮小するのをズームアウトといいます。

ビデオカメラの場合には光学ズームと言うやり方でズームできるのでいいんですが、スマホの場合ではデジタルズームというやり方でズームするもんですから、結果的に画像が荒くなってしまいます。

だからあんまり使いたくないので、ドリーの方がおすすめです。

ドリーというのは聞きなれない用語だと思いますが、カメラ自体を被写体に近づけたり、遠ざけたりすることです。

被写体に近づいて行くのをドリーイン、被写体から離れて行くのをドリーアウトと言います。

ズームやドリーを使うと、被写体のサイズを変化させられるので、どこに注目している映像なのかを変化させることができます。

例えばこの写真。


女の子が寿司を紹介している訳ですが、注目したいのは寿司なので、ズームかドリーして寿司を大きく写します。


うーん、美味しそうです。
ズームかドリーを使うことで、どこに注目しているのかを明示するわけです。

上の写真のような状態をヒキ画(ひきえ)、下の写真のような状態をヨリといいます。

このヨリとヒキをバランス良く撮っておく事が、後々の編集の際に効いてきます。



2-03 パンでストーリーを語る

フィックスの次はパンです。
パンはスマホを横や、縦に動かしながら撮る方法のことです。

横にパンすることを横パン、縦にパンすることを縦パンといいます。まあ、そのままですが。
映画をやっている人は縦パンの事はティルト(または、チルト)と言ったりしますが、現場によって様々です。

パンで大事なことは、最初と最後をフィックスにすることです。

というのも編集を前提とした撮影なので、編集の際ののりしろのようなものが後から必要になってくるからです。

なので、パンするときは、
フィックス→パン→フィックスという感じで撮影します。

じゃあ、どれくらいフィックスに時間をさけばいいかというと、だいたい5秒くらい数えておきましょう。

以前、僕が「デジカメ&ビデオカメラで動画を上手く撮る本 」という本を書いた時に作った「パンの撮り方」の動画があるので、こちらも併せてご覧下さい。




パンにはストーリーを語る効果があります。
例えば左から右にパンするとき、左にあるものと右にあるものとの関係性が見えてくるわけです。

例えば、京都の三条大橋を子供が歩いて渡っているときに、賀茂川の流れる様子から歩いている子供にパンしたとします。

ただフィックスで撮るだけなら「歩いている子供」ですが、川からパンすることで、「賀茂川にかかる三条大橋を歩いている子供」というストーリーが付加されることになります。


もうひとつ例を出してみましょう。

運動会を撮るときに、フィックスで撮るだけなら「運動会の様子」というだけですが、青空から縦パンして運動会を撮ると、「晴天に恵まれ、ついに運動会の日がやってきた!」というナレーションが聞こえて来そうな映像になります。

と、言った感じでパンを撮っておくのはとても重要です。

子供の運動会を撮ってるけど、どうも奥さんの受けが良くないという方は、まずパンを増やすのがコツです。

2-02 撮影の基本はフィックスにあり

最初のカメラワークはフィックスです。

フィックスというのは、カメラやスマホを動かさずに撮ることです。

あれ? カメラワークなのに動かさないの? と、思われるかもしれませんが、やっぱりこれが撮影の型の基本なのです。

フィックスは一見簡単そうですが、スマホで撮る場合はどうしてもブレてしまいがちです。

そういう時は、テーブルに肘をついて固定したり、スマホを持っている側の腕を木にもたれ掛かるなどすると、ブレを少なくすることができます。

2-01 撮影の基礎

ビバビデオを使った編集に入る前に、少しだけ撮影について書いておきます。

動画の撮影にはいくつかの型があり、それを知っておいた方が、より豊かな映像を作れるようになります。

という事で、4つのカメラワークと、3つのアングルを以下に示します。

カメラワーク
  1) フィックス
  2) パン
  3) ズーム
  4) ドリー

アングル
  1) 俯瞰
  2) アイレベル
  3) アオリ

順番に見ていきましょう。