フィックスの次はパンです。
パンはスマホを横や、縦に動かしながら撮る方法のことです。
横にパンすることを横パン、縦にパンすることを縦パンといいます。まあ、そのままですが。
映画をやっている人は縦パンの事はティルト(または、チルト)と言ったりしますが、現場によって様々です。
映画をやっている人は縦パンの事はティルト(または、チルト)と言ったりしますが、現場によって様々です。
パンで大事なことは、最初と最後をフィックスにすることです。
というのも編集を前提とした撮影なので、編集の際ののりしろのようなものが後から必要になってくるからです。
というのも編集を前提とした撮影なので、編集の際ののりしろのようなものが後から必要になってくるからです。
なので、パンするときは、
フィックス→パン→フィックスという感じで撮影します。
フィックス→パン→フィックスという感じで撮影します。
じゃあ、どれくらいフィックスに時間をさけばいいかというと、だいたい5秒くらい数えておきましょう。
以前、僕が「デジカメ&ビデオカメラで動画を上手く撮る本 」という本を書いた時に作った「パンの撮り方」の動画があるので、こちらも併せてご覧下さい。
以前、僕が「デジカメ&ビデオカメラで動画を上手く撮る本 」という本を書いた時に作った「パンの撮り方」の動画があるので、こちらも併せてご覧下さい。
パンにはストーリーを語る効果があります。
例えば左から右にパンするとき、左にあるものと右にあるものとの関係性が見えてくるわけです。
例えば左から右にパンするとき、左にあるものと右にあるものとの関係性が見えてくるわけです。
例えば、京都の三条大橋を子供が歩いて渡っているときに、賀茂川の流れる様子から歩いている子供にパンしたとします。
ただフィックスで撮るだけなら「歩いている子供」ですが、川からパンすることで、「賀茂川にかかる三条大橋を歩いている子供」というストーリーが付加されることになります。
もうひとつ例を出してみましょう。
運動会を撮るときに、フィックスで撮るだけなら「運動会の様子」というだけですが、青空から縦パンして運動会を撮ると、「晴天に恵まれ、ついに運動会の日がやってきた!」というナレーションが聞こえて来そうな映像になります。
運動会を撮るときに、フィックスで撮るだけなら「運動会の様子」というだけですが、青空から縦パンして運動会を撮ると、「晴天に恵まれ、ついに運動会の日がやってきた!」というナレーションが聞こえて来そうな映像になります。
と、言った感じでパンを撮っておくのはとても重要です。
子供の運動会を撮ってるけど、どうも奥さんの受けが良くないという方は、まずパンを増やすのがコツです。
子供の運動会を撮ってるけど、どうも奥さんの受けが良くないという方は、まずパンを増やすのがコツです。